遊郭は今でも形を変えて営業しているお店もあります

江戸時代、江戸には吉原遊郭という非常に有名な遊郭がありました。大阪には飛田遊郭や松島遊郭がありました。この他、各地に遊郭がありましたが、時代の流れと共に、これらの遊郭は消滅したり、業態を変えたりしました。吉原遊郭、飛田遊郭、松島遊郭、京都の島原遊郭が現代ではどうなったのか簡単に解説します。
吉原遊郭は現代ではソープランド街に姿を変えましたが、非常に大規模な風俗街として続いています。ソープランドなので、遊郭の様な宿泊などはできませんが、特殊「浴場」なので多くのお店は入浴することができます。
飛田遊郭や松島遊郭は、戦後の売春禁止法施行によって、ほとんどが料亭に業種を変更しました。Google Mapで当該地域を詳しく見ると、料亭○○の様な記載があります。これらの場所では、料亭の仲居さんとお客さんがその場で恋に落ちるという設定で今でも営業しています。建物は建て替えが進んでいますが、大正時代の遊郭建築なども残っており現役で利用されています。
京都の島原遊郭は、かつては非常に有名な遊郭でした。しかし、現代ではその面影はほとんど残っていません。かつての遊郭も今は住宅やビルなどになりました。遊郭は、表向きは滅びました。しかし、一部は今でも形を変えて営業しています。